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山火事で話題の「奇跡の一軒家」とは?
2025年1月7日(火)、アメリカ・ロサンゼルスの山火事発生に伴い、多くの一軒家が全焼し倒壊する中、「奇跡の一軒家」が話題になっているのをご存じでしょうか。それはカリフォルニア州マリブにある一軒家のことですが、何が「奇跡」かというと、周辺はすっかり燃え落ちて煙がくすぶっている中で、1軒家だけ残っている建物があるということで、SNSやニュースなどで話題になっています。
「奇跡の一軒家」は、漆喰と石造りの家だった!
この奇跡の一軒家は、漆喰と石で造られており、さらに耐火屋根を備えていて、建物の所有者であるデビッド・シュタイナー氏は、この特徴が自宅を救ったと説明しています。シュタイナー氏は取材に対して「漆喰と耐火屋根は本当に素晴らしいです。」とも語っています。(出典:https://www.abc.net.au/news/2025-01-13/malibu-pacific-pines-homes-survive-wildfires/104808928)
建て直しする場合は、自然素材に切り替える可能性がある
山火事の被害にあった建物の所有者の方々は、ロサンゼルスでの再建を考え始めています。そこに住み続けると決心した人は、今後万が一、火災が発生したとしても簡単には燃えず、また燃えても土地や水、空気を有毒物質に変えない住宅を望んでいるといいます。自宅が焼失してしまった、マリアリス・ペダーセンさんもそれを望んでおり、「それが私の再建への取り組みの始まりになります。 それはちょっとした明るい兆しです」と語ってくれています。(出典:https://www.fastcompany.com/91265257/l-a-homeowners-seeking-rebuild-might-shift-these-natural-materials-heres-why)
まとめ:家の素材にこだわる重要性
健康なだけではなく、災害に対しても家の素材にこだわることは「奇跡の一軒家」が証明したように非常に重要になります。当たり前ですが、そもそも家が燃えにくい素材であれば、燃えないということです。
漆喰は、優れた耐火性能を持ち、建物を火災から守る頼もしい建材です。それは住宅を安心して長期間守り抜くための理想的な選択肢ではないでしょうか。