素材について

無垢材

  • 床材
  • 建具

見ているだけでほっと和む質感。
温かくしっとりと優しい肌触り。
無垢材はナチュラルな暮らしにピッタリな素材です。

自然な環境で育った無垢材の表情は様々です。一本として同じものがないことを、短所ととらえるよりも自然の造形の美しさとしてお考え頂きたいのです。大量生産ではなく、じっくり年月をかけて育ってきた天然材だからこそ、ぬくもりと安らぎを人に与えることができるのです。無添加住宅では、色や硬さ木目にそれぞれの美しさを持つ無垢材を各種取りそろえています。飽きのこない自然の風合いは、プリント合板の製品とは比べ物にはなりません。

床材ができるまで

  1. Step1
    原木伐採
  2. Step2
    加工
  3. Step3
    検品
  4. Step4
    梱包

薬剤処理していません。だから安全です。

東南アジア産の輸入材は防虫・防カビのために薬剤による燻蒸処理を行うのが一般的です。表面処理だけでなく薬剤が加圧注入されていることもあります。だから無垢材といっても全ての製品が安全であるとは限らないのです。無添加無垢材は燻蒸処理を行わず、70℃くらいの高温釜に1週間ほど入れて防虫防カビ処理を行います。また、出荷するまでに-20℃の冷凍殺虫も行なっております。
人や環境に有害な薬剤を使わないので安心・安全な無添加無垢材です。

高温釜による殺虫
冷凍殺虫

無垢材の特長

調湿機能があるからこそ、床なりも自然な現象です。

無垢材は、季節によって床のスキ間が開き、踏み音が出る場合がありますが、特別不快な音ではないと思います。空気中の水分が季節により違うため無垢材がそれを吸収したり吐き出したりするために起こる現象です。無垢の木にとってはとても自然なことなのです。室内の湿気を調節してくれるありがたい特性です。逆に、一年中どの季節も全く変化しないことを木材に求めることは、本来とても不自然なことなのです。

無垢材は呼吸しています。だから完全無塗装。

今までは汚れ難くするという理由からウレタン塗装が望まれました。しかし本来無垢材は塗膜塗装をしないで使ってこそ、その良さが現れるのです。それは調湿機能が働いてくれるからです。ウレタン塗装などで塗膜を作ってしまうと湿気が吸いにくくなります。水分による変形は起こりにくくなりますが、無垢材の持っている優れた特性は殺してしまいます。無添加無垢材は無塗装が基本です。

無垢材の施工例