コンセプト本物の家づくりは、
江戸時代から学ぶ。
お手本にしたのは、シックハウス症候群のなかった頃の江戸時代の家づくり。昔の家は土と木、そして草や紙などで構成され、自然の理にかなったバランスのとれた家でした。その考えを軸に、現代の家づくりに合うよう何度も吟味を重ね、自然素材に徹底的にこだわり完成させたのが「無添加住宅」です。
無添加住宅が誕生した偶然
知り合いの紹介で化学物質のアレルギーの方の相談に応じることになり、話を聞きました。築30年の家を一部リフォームした所、その場所に入ると目がチカチカしたり、のどが痛くなったとのことでした。
その時、先代社長秋田憲司が学生の頃に学んでいた自然科学の知識がつながった瞬間でした。「これならいける!」と感じた秋田は、シックハウス症候群の方でも安心して住まえる「無添加住宅」建築への第一歩を踏み出しました。
気になる添加物を
加えない、使用しない。
近年、オーガニックな家や自然素材の家、ナチュラルテイストの家など健康を意識した家が増えてきています。それらは建材の中で、無垢材やしっくい、珪藻土など何かの自然素材を1種類でも使っているだけで、そのように謳っているものが多く存在します。はたしてそれは、消費者が思っている「健康な家」なのでしょうか。無添加住宅の「無添加」とは、気になる添加物を徹底的になくした、食べられるぐらい安全な建材で構成された家です。例えば、化学接着剤に代わるものとして、米でつくる「米のり」、建具やフローリングには、薬剤処理を施していない「無垢材」、ビニールクロスのような壁紙ではなく、石灰岩を主成分にした壁材「しっくい」などを使っています。それらの建材の原料調達から、加工、輸送、国内配達までの過程を管理している私達だからこそ、お客様の安心安全を確保できるものと考えています。